部分積分ならぬ部分和分
このブログで唯一アクセスのある記事が
です.和分→積分のアナロジーを見たのが上記の記事でしたが,積分の常套手段,部分積分と同じことが和分でできそうです.
として
これが微積分学の基本定理だという話は上の記事でしました.
さて,積の差分は
なので
です.
高校数学でこれが応用できるのは私の知る限りでは型のときくらいです.離散数学を専門的に学べばもっと色々使いようがあるのかもしれません.
で,差分の和と,等比数列の和の形に落とし込めます.等比数列の和の公式も結局は差分の和の形ですから,すべて差分にできたということです.なので簡単になりましたが,これがだと若干ややこしいです.
ありそうな問題:
実はこの手の問題は,部分和分ではなく微分を利用する定石が知られています.上の問題の場合
で,