The Economist 9th Jul 2020 語彙・表現
e.g.以下の例文は,一部切り取っていますが,The Economistからのものです.
恥ずかしながら,blightってポジティブな意味の言葉かと思いました.あと,exploit,persistent辺りは超重要単語ですね.status quoは覚えてましたが,格好いいので敢えて書きました.ラテン語やフランス語由来の表現は格好いいです.ちなみに,こないだ書いた,cul-de-sac(袋小路)はフランス風の英語で,和製英語ならぬ英製仏語なんだそうです.
The new ideology of race
- myriad 無数の
- blight[T] 損なう,枯らす
- faction 派閥,少数派
- exploit[T] つけ込む,利用する
- e.g.) exploit ratial devision as a political tool
- backdrop 背景
- against a backdrop of~ ~を背景にして
- inflame[T] 悪化させる(原義:火をつける
- vigorous 精力的な
- relentless 厳しい,絶え間ない
- equality before the law 法の下の平等
- hew to ~ ~を遵守する
- notion 概念,見解,考え方
- supplant[T] 取って代わる
- intimidation 脅迫,威嚇
- chill 冷やす,抑える
- e.g.) Intimidation will chill open debate and sow division
- premise 前提
- underpin[T] 下から支える
- e.g.) The premise underpinning this ideology is correct
- persistent 繰り返し起きる
- valid 妥当である
- overt 明白な(↔covert)
- put-down こき下ろし,嫌がらせ
- deem[T] ~であると見做す
- e.g.) shutting out those who are deemed privileged or disloyal to their race
- through the prism of~ ~の眼を通して見て
- e.g.) Everything and everyone is seen through the prism of ideology
- in-group 派閥
- obsess over~ ~を必要以上に気にする
- orthodoxy 正統とされる考え
- just 正しい,妥当な
- take a toll 大損害を与える
- e.g.,Their approach is already taking a toll
- warped ゆがんだ,ねじれた
- curb[T] 制限する
- e.g.)Public shaming and intimidiation have been curbing debate
- dismabtle[T] 解体する
- ingrained しみ込んだ
- transaction 交流,やり取り
- empathy 共感
- marginalise[T] 主流から外す
- bigotry 偏見
- abusive 口汚い
- accommodate[T] 配慮する,和解させる
- apartheid アパルトヘイト
- reparation 賠償金
- cohesive 結束した
- segregation 分離,隔離
- top up いっぱいに満たす
- earned-income tax credit (EITC) 給付付き税額控除
- e.g.)The earned-income tax credit tops up wages of working adult
- status quo 現状
- e.g.) Liberals have helped bring about change when society faced a challenge to the status quo.
混合状態のエンタングルメントの評価
純粋状態に対しては,エンタングルメントエントロピーが定義されます.但し,二体系に対してのみ定義できることに注意が必要です.
エンタングルメントエントロピーを定義する前にvon Neumannエントロピーを導入します.混合状態に対してvon Neumannエントロピーは
です.
さて,実は二体系の純粋状態について以下の事実が成り立ちます.
つまり,二体系の純粋状態に対してはどちらでトレースアウトしようが同じ混合状態が出来上がります.これらを,と書けば,当然
になりますが,実はこれをエンタングルメントエントロピーと呼びます.
のようになっているときに(明らかにエンタングルしていません),
なので
になります.
以上が純粋状態についての話です.混合状態については,エンタングルメントエントロピーは定義できませんが,混合状態についても,混合状態が
のように書けている(セパラブル状態)ときに0になるような量が欲しいです(は系1と系2の合成系という意味です).このような量をネガティビティといいます.なぜ,「ネガティビティ」と呼ぶかというと,密度行列の部分転置行列の固有値が負であることと関係づいているからです(2体系について部分転置状態の非負性ががセパラブル状態であるための必要十分条件であることが示されています).ネガティビティは
で定義されます.つまり,ネガティビティの値が大きいほど,元の状態はセパラブル状態からかけ離れています.このことから,ネガティビティは混合状態に対してエンタングルメントエントロピーと似た意味を持ちます.両方とも2体系に対してしか使えないことに注意が必要です.
内容に全く関係ありませんが,はてなブログで不等号が表示されずに,結構手こずりました.\ltで小なり,\gtで大なりだったんですね.
The Economist 4th Jul 2020 語彙・表現
The Economistで特によく見る単語ってありますよね.gloomyとか.
Keep it practical
- weighty [硬]重要な.(本などが)重い
- tome 大きくて重い本
- opine on ~ ~について意見を持つ,述べる
- miasma 不快なにおいの空気・ガス
- e.g) His message is lost in a miasma of mixed metaphors.
- reciprocity 互恵主義
- rambling とりとめのない
- bill 法案
- e.g.) Salesforce opposed a bill in Indiana that would have allowed business owners to discriminate against LGBTQ custmers.
- turn a blind eye 見て見ぬ振りをする
- e.g., Companies and their leaders simply can no longer turn a blind eye to the issues that matter to their employees
- asess 評価する
- contradictory 矛盾している
- e.g.) the aims are complementary rather than contradictory
A safe harbour no more
- draconian 過酷な(古代アテネの厳格な執政官Draconから
- sweeping 広範囲な
- say-so 許可,権限
- legislature 立法府
- rubber-stamp (決定などを)安易に行う(原義:ゴム印を押す
- harsh 厳しい
- gloomy 悲観的
- disingenuous 不誠実
- spook スパイ
- be subject to~ ~の支配下になる
- government-appointed 官選の
- dispense with ~ ~なしで済ます
- shelve 棚上げする
- extradite 本国へ引き渡す
- dissident 反体制の人
- whisk away 連れ去る(whisk:泡立てる
- excute 処刑する
- lambast こき下ろす,攻撃する
- quixotic ドンキホーテ流の
- sedition 治安妨害
- subversion 政府転覆行為
- collusion 共謀
- petty 些細な
- invoke 発動する
- undermine (権威を)ひそかに傷つける
- rally 集会
- Tiananmen 天安門
- err [自] 過ちを犯す
- err on the side of A Aを必要以上にし過ぎる
- e.g.) It errs on the side of severity. 厳格に失する
- sanction 制裁
- ruthless 無慈悲な,手段を択ばない
- bloodshed 流血
- minnow コイ科の小魚
- pay heed to ~ ~に注意を払う
- get-it-alone 独り善がりの
- hold a lesson for~ ~に教訓を与える
- e.g.) Hong Kong's suffering holds a lesson for the world
- stop at nothing 手段を択ばない
- dissent 異議
- e.g.)They will stop at nothing to supress dissent
- vigilance [硬] 警戒
ラプラシアン,ダランベルシアンを計量テンソルで
微分形式をブラケットで
とあるSNSで,微分形式をブラケットで書くというアイディアを見て,面白そうだったので,思いつくままに書いてみます.の双対基底をと書くのが天才Diracが編み出したブラケット記法です.ケットの空間を,ブラの空間をと書くと,
です.ですので,ブラとケットの積はスカラーになります.
ここに,はクロネッカーデルタで天才Einsteinが編み出した縮約記法を使っています.
が完全系を成すとき,
が成り立ちます.これを掛けるのが,基底で展開することに相当します.
同じ話を微分形式でもやってみます.
微分形式の場合,の双対基底をと書けます.
ところで,これは重要なことですが,ベクトルは座標系の取り方に依りません.座標系の取り方で変わるのはあくまでも成分です.だから物理法則はベクトル(テンソル)で記述しなければなりません,観測者(座標系)によって物理が変わってしまっては困るので(一般相対性原理).
また,全微分も座標の取り方に依らない量です.
この対応を与えるのが微分形式で,で張られる空間の元は全微分です.すなわち
です.展開係数が偏微分係数になっていることが判ります.
また,完全性の式
はこのように基底をからに換えても成り立ちますが(完全系なら),これは全微分が座標の取り方に依らないことと対応していると見ることができます.すなわち,
pならばqとpでないまたはqは同値.英語との対応.
論理式っぽく書くと
です.同値であるには真偽を与える条件が一致していればよいので,これを調べれば確かに一致しています.実際,
となっています.
この関係は英語で理解出来ます.
高校生の時に出てきた書き換えです.こうしてみると「英語は論理的言語だ」のような言説も案外嘘ではないのかもしれません.この方面の研究とかってあるんでしょうか?面白そうです.